カタログギフトを引き出物に

結婚式って、いろいろな決まりがたくさんあって本当にややこしいものですね。
家族ごとになんとなく決まっていることもあるし、地方のよってしきたりみたいなものも当然あります。
これは、私が結婚した時の話です。
私が結婚した相手は、結婚式がはでな地方の人でした。
この言い方で地区が限定されるのもすごいと思うんですが(笑)。
そういうところです。
私はそこの出身ではないものの、テレビや人から聞いた話で相当はでなんだろうと思ってはいました。
でも、夫も実家を出てずいぶん時間がたっていますし、仕事の関係で将来的にも、そちらへ戻る予定はありません。
新居も離れていますから、結婚式だけのことだろうと思っていました。
その結婚式が問題だったのです。
いろいろ相談していても、とにかく夫と義母のあいだにズレがあります。
義母は当然のように昔ながらのやり方を言いますが、夫はまったく取り合う様子がありません。
なんでも以前から派手な結婚式に賛成ではなく、自分の時には絶対やらないと決めていたのだそうです。
式場選びも招待客も、何もかもがぶつかる始末です。
そのたびに大げんか。
なかでももめたのは、引き出物についてでした。
義母は、引き出物には食器など生活に使えるものを出したいといいます。
それに、お菓子、鰹節、お赤飯、タオルです。
タオルには2人の名前を入れるんだそうです。
これもこの地方独特のものですね。
名披露目と言うんだそうです。
そこへ夫が、まず件数が多すぎるといいます。
さらに、重たすぎると。
お菓子やお赤飯など重いものがあるのに、食器などかさばるうえに壊れやすいものなど、来てくれた方にとって大変すぎるというのが夫の意見です。
まあ、それも確かだと思います。
夫は、はじめから引き出物にはカタログギフトがいいと思っていたようです。
それなら持って帰る時も大変ではないし、来てくださった方が必要なものを選ぶのでむだにならないからです。
もちろん、義母は大反対。
カタログギフトを引き出物にだなんて、みっともないというのです。
最近ではこの地方でもカタログギフトを引き出物にしているひとも多いと聞いたので、私は別にいいんじゃないかと思うのですが、義母にとっては違うのですね。
やはり食器などのほうが、ふさわしいと思うのでしょう。
その日は大げんかをしたまま帰りました。
あとから私もいろいろ調べて、カタログギフトでもそれなりの金額のものを用意できること、最近では体験型のカタログギフトもある、などを知りました。
そこで次に会ったときに、義父にやんわりそういう話をして、義母を説得してもらうことになりました。
結局、引き出物については最後まで義母は納得しませんでしたが、夫が強行的にカタログギフトに決めました。
そして両親には内緒で、2人にもカタログギフトを送ったのです。
あとからきくと、それを使って義両親ふたりで温泉に行ったようです。
結果オーライかな、って感じです。